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ひとりっ子の遠距離介護は独身だと難しい?メリット・デメリットを考える。

一人っ子の遠距離介護は独身だと難しい?その理由は?

 

一人っ子の遠距離介護が難しい理由は、一人で両親の介護全てを担わないといけないため、金銭面、介護面、全てにおいて負担が大きいことだと思います。

 

近頃は一人っ子が増えています。独身者も年々増えていて、年齢に関わらず両親の介護を担う方も増えています。理由は様々あるとは思いますが、この傾向は今後どんどん進んでいくと思われます。

一人っ子で独身だと困っていることを相談できる相手も少なく、また、理解してくれる方も近くにいないことも多く、介護の負担を一人で抱え込みがちな傾向があると思っています。

 

独身で、遠距離、一人っ子が親の介護をすることはできないことはありませんが、資源が少ないことで大変になりやすいことが難しいと思ってしまうポイントです。

 

 

 

一人っ子・独身・遠距離の介護それぞれのメリットとデメリットを考えてみた。

 

負担が大きくなりがちで、資源も少ない一人っ子の独身者が遠距離で介護をする。一見デメリットだらけのようですがメリットもあります。

親の介護度などでかかる負担は変わりますが、考えられるメリットとデメリットを挙げてみました。

 

一人っ子介護のメリットとデメリット

 

メリット
  • 相続などで揉めない

兄弟が多く、ある程度資産がある方で気をつけたいのは『相続』です。経験上、資産が多くても、少なくても、揉めるときは揉めるものなのですが、一人っ子の方は相続も一人だけなので、スムーズで揉めることはまずないでしょう。

  • 一人で決めることができる

介護が必要なとき、医療が必要なとき、様々な契約書・誓約書などを書く必要に迫られます。これは責任を負う、と言うことになると思いますが、一人っ子だと決めるのは自分、責任を負うのも自分。揉めることもなく、ある意味気楽だとも言えます。

 

 

デメリット
  • 介護のみならず親の終活まで担う可能性がある

一人っ子で介護するとなると、親が亡くなった後の家じまい、時には墓じまいもしなければいけない場合があります。家じまい、墓じまいにもかなり費用がかかります。

家じまいには一坪あたり3〜5万円(木造・鉄筋で違う)墓じまいには平均30万〜300万かかることもあり、一人っ子は自身の老後・死後どうするかを含めて考えておく必要もあります。

  • 一人で両親二人の介護負担が同時にかかることも

一人っ子で、両親に介護が必要になった場合、二人分の介護負担がかかってきます。この場合、最も介護負担が重くなります。

 

遠距離介護のメリット・デメリット

 

メリット
  • 認知症が悪化しにくい

遠距離在宅介護の場合、今までの生活環境が維持されるため、認知症の症状が悪化しにくいです。

  • 自立して生活できる

自分自身で生活を切り盛りすることで、活動量が増え、そのため体力・筋力が維持できます。

  • 介護ストレスが軽い

遠距離でお互いの適度な距離を置くことができ、ストレスの解消、気分の切り替えは遠距離介護はしやすいです。

  • 特別養護老人ホームに入りやすくなる

一人暮らしでの場合、特別養護老人ホームの入所が優先されます。

 

 

デメリット
  • 悪徳訪問・電話販売や詐欺に引っかかりやすい

オレオレ詐欺は有名ですが、高額な商品を認知症の高齢者に販売する訪問・電話販売ともに注意が必要です。知らない番号はブロックする。いつも留守電にしておく、電話帳に番号を載せない、インターホンが鳴らないようにするなどの対応が必要になります

  • 病気や怪我などの緊急時にすぐ駆けつけられない

病気や怪我などが遠距離介護で一番心配されることだと思います。解決するには高齢者緊急情報システムを導入したり、介護保険の訪問系サービスを利用する、宅配弁当、宅配牛乳などの介護サービス以外の利用などで見守りの目を増やすなどの工夫が必要です。

交通費がかかる

遠距離であればあるほどかかってくるのが交通費。介護割引や、早割早割など航空券は割引が受けられます。バス、JRには割引はありませんが、JRは50歳以上から受けられる割引サービスがあります。航空券・JRは金券ショップなどであらかじめチケットを購入しておくと節約になります。

自家用車の場合、ガソリン代、高速代がかかります。安い時に給油したりすることで負担を抑えることができます。

 

独身で介護するメリットとデメリット

 

メリット

 

  • ある程度時間が自由になりやすい

介護と仕事の両立は大変ですが、ある程度時間が取れやすく、融通も効きやすく、時間が自由になりやすいです。一人で無理をしないように注意しましょう。

  • 親と同居しやすい

独身者の最大のメリットが同居が簡単なこと。誰に許可を得ることもなく同居できるのは大きなメリットです。

 

デメリット

 

  • 自分のための時間が減る

本来なら自由に生活できるのが独身のいいところではありますが、介護をすると自由な時間は減ります。

  • 恋愛・結婚が後回しになることも

独身で介護をしている方の最大の悩みと言ってもいいでしょう。恋人がいても介護をしていることを打ち明けられない方もいます。自分の状況を素直に伝えること、相手がそれを受け入れられるかどうかがポイントになってきます。

 

介護は長期間に及ぶことも。親のことも、自分の今後も後悔しないようにしよう。

 

一人っ子で独身、遠距離介護にもメリット・デメリット両方あります。

 

最初から親の介護をしないと言う選択をする方もいますが、できることなら最後まで親の面倒を見たいと思う方もいると思います。

 

介護するか、しないか、どちらがいい、悪いと言うことではなく、

介護するあなたが、今後どう言う生活をしたいのか?どのくらいなら負担できるのか、できないのか?親だけでなく、自分自身ができることを見極めていくことが必要です。

 

一人っ子で独身の方の親亡き後に待っているのは『孤独』です。

 

それまで育ててくれた両親がいなくなる、パートナーもなく一人で生きていくのか?

パートナーや友人に囲まれて生きていくのか?

 

生き方に正解はありません。どれが悪いと言うこともありません。だから人生って難しいんですよね・・・。

 

未来は誰にとっても、未知で不安なものですが、介護を経験することでこれから自分に起こりそうな未来は予測できるようになります。

それも介護する一つのメリットかもしれませんね。

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