老人になるとなぜ耳が遠くなる?
耳が遠くなる、いわゆる難聴にはいくつか種類がありますが、その中で老人の耳が遠くなるのは加齢性難聴と言われる病気です。
実は「音」は「耳」ではなく「脳」が聞いています。
音は空気の振動として鼓膜へ伝わり、鼓膜についている耳小骨を震わせ内耳へと伝わり、内耳のリンパ液や有毛細胞が震えその刺激で神経伝達物質が放出され電気信号が発生し脳へ伝わります。
加齢により耳の機能自体が低下したり、また脳の音を受け取る機能自体が低下して起こるのが「加齢性難聴」です。
加齢性難聴は早ければ50代から症状が出る人もいます。ここでは老人はなぜ耳が遠くなるのか?その原因を簡単にまとめてみました。
耳が遠くなる原因
1 聞こえる周波数が低下するため
加齢から起こる聴力の低下が起こると「高い音」から聞こえにくくなります。
成人であれば16000Hzの周波数を聞き取ることができますが、高齢になると5000Hzまで低下します。
そのため
・電話の呼び出し音
・電子体温計の音
などが全く聞こえなくなることもみられるようになります。
2 耳の細胞が加齢と共に減るため
耳の中には「蝸牛」と呼ばれる場所があり「有毛細胞」があります。
有毛細胞は音を神経に伝える役割がありますが、20歳くらいから徐々に減っていき、一度減ると元に戻ることはありません。
20代から徐々に有毛細胞は減少していきます。そのため高齢になっても耳が遠いことに気が付かないことがよくあります。そのくらいゆっくり減っていくのです。
3 脳の老化のため
アメリカの研究では加齢による脳の信号の処理の問題により加齢性難聴が起こるということが知られるようになりました。
この研究によると、高齢者は静かな環境でも聞こえが悪く、ノイズが大きい環境ではさらに聞こえが悪くなるという結果だったそうです。
高齢者は聞こえてはいるけれど、ノイズが大きい場合、何をいっているか聞き取れない・理解できなくなるようです。
耳が遠くなると起こる症状は
小さな音が聞こえにくくなる
加齢性難聴は小さな音は聞こえにくく、大きな音はうるさく聞こえるというような矛盾した症状が見られます。
これはルクルートメント(補充)現象と言われる症状で小さい音は聞こえにくいのに大きい音は若い人と同じかうるさく聞こえるようになることを言います。
遠くのテレビ音は大きくしないと聞こえないけれど、聞こえないからと近くで大声を出すとびっくりされる、といったことがリクルートメント現象に当たります。
高い周波数の音が聞こえなくなる
20代くらいまでの若者に聞こえるモスキート音がありますが、ある年齢を境にモスキート音は聞こえなくなっていきます。
このように加齢により高い周波数の音は聞こえなくなっていきます。
電話の呼び出し音、インターホンのベル音、電子体温計の音などの高音の高い周波数の違いがわからなくなります。
言葉の違いがわからなくなる
音の微妙な周波数がわからなくなり、言葉自体が周波数の合わないラジオのように割れたり、音が聞き取れないようになり言葉の違いがわからないようになります。
これは有毛細胞の減少で若い頃から徐々に進むため本人が一番気がつきにくい症状と言えます。
早口が聞き取れない
有毛細胞が減少・損傷が進むと音そのものの情報が脳に届かず、音が欠落することで言葉を理解するのに時間がかかるようになります。
加齢による脳機能低下と内耳の機能低下によって起こります。
ちょっと聞こえにくくなってきたと思ったら
TVの音が大きすぎる・・・ご近所からの苦情が心配・・。または苦情があって困っている。家族みんなでTVを一緒に見ることができない、うるさくて困っている。
高齢者と同居していると何かと問題になるのが『TVの音量』ではないでしょうか?
TVは構造上離れてみなくてはいけないので、耳の聞こえづらい高齢者は音量が上がる傾向にあります。近づけることができれば・・そう思ったことありませんか?
そんな時におすすめなのが「みらいスピーカーホーム」です。ご家族のテレビの大音量でお悩みの方へ
TVをつけてこのスピーカーをおじいちゃん・おばあちゃんに近づけてあげることで簡単にこの問題が解決できます!
「みらいスピーカーホーム」はTVの音を聞こえやすい音に変換する世界初の特許技術『曲面サラウンド』を採用!従来のスピーカーとは振動板の構造が異なり全く新しい音波が出ることにより、高齢者の方や難聴の方が聞き取りやすい音を出すことができます。
今までのスピーカーだと音量の調節しかできなかったところを、言葉が聞き取りずらかった高齢者でも聞き取りやすい音が出せることで、実際に体験した方の87.9%の方の聞こえが改善したという優れものなんです。
スピーカーだけだと聞こえにくさの改善まではいかないものですよね?
難聴は大音響でラジオ・テレビなどを聞くイヤフォンやヘッドホンを使うこのようなことで悪化する傾向があります。聞こえにくい方は時に音が大きくなる傾向があり注意が必要です。
みらいスピーカーHomeは良い音をはっきりと伝えることに適していますみらいスピーカーなら耳の機能も損なう心配は少なく安心ですね!
敬老の日・お誕生日などにおすすめです。
今なら60日間返品保証!高齢者向けテレビ用スピーカー『ミライスピーカー・ホーム』60日間返金保証
まとめ
加齢性難聴の原因と症状、ちょっと耳が聞こえにくくなってきたかな?と思った時に役にたつおすすめアイテムを紹介しました。
難聴は老人だけでなく40代くらいからさまざまな原因で起こることがあります。
難聴は自分自身が一番気がつきにくく、そのためかなり悪化してから気がつくことも珍しくないようです。
ちょっと聞こえづらいけれど、補聴器をつけるほどではない・・・そんなちょっとした困り感を解決する商品は増えています。
離れて暮らしていると気が付かないうちに周りに迷惑をかけていることがあります。その代表格が『音』にまつわる問題ではないでしょうか?
日常TVをつけっぱなしでいる高齢者は珍しくありません。音がうるさいことを訴えてくる人がいても、本人が何をいっているかわからずご近所トラブルになることもあるようです。
もう悩まない、テレビの聞こえづらさに!『ミライスピーカー・ホーム』60日間返金保証使ってみて、その良さがわかればきっと重宝すると思いますよ!