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【50代の介護】 50代でも入れる介護施設は?

【50代の介護】 50代でも入れる介護施設は?

日本が超高齢化社会になっていく中で介護施設の需要が増えています。しかし、介護の問題は単純に介護施設の数を増やせばそれで解決されるというような単純なものではありません。介護には物理的な問題や苦労だけでなく、精神的な問題や経済的な問題など、いろいろな問題が複雑に関係しているからです。そのため、比較的若くて元気なうちから良い準備をしておくことは重要です。

 

そもそも、介護施設とは一体何でしょうか。よく「老人ホーム」という言葉を耳にしますが、介護施設と老人ホームにはどんな違いがあるのでしょうか。

 

介護施設とは?

介護施設とは、「介護を必要とする人のための施設」のことです。介護の必要な人とは、お年寄りなどの高齢者も含まれますし、身体障害を抱えている人や別の理由で介護を必要とする人など、いろいろな年齢層の人たちが含まれます。一方、老人ホームとは、「お年寄りのための施設」のことです。多くの老人ホームでは介護なども行われますが、介護を行わない老人ホームも存在します。所得が低い人向け、一人ぼっちのお年寄りのための老人ホームでは、必ずしも介護がなされているわけではありません。

 

介護施設はさらに通所施設と入所施設の二つに分けることができます。

 

通所施設とは、介護を受ける人が通う施設のことです。デイケアとかデイサービスなどがこれに該当します。

 

一方、入所施設とは施設内に居住しながら介護を受けるための施設です。グループホームや老人ホームなどが入所施設に該当します。施設内に居住しているので、生活に必要な支援と介護を全て受けることができます。

 

高齢者向けの介護施設の場合、通常であれば入所の条件は60歳または65歳以上の高齢者と規定されています。そのような介護施設に50代の人も入所することはできるのでしょうか。介護施設の種類や入所のための条件を満たしていれば、50代でも入れる施設はいくつかあるようです。

 

50代でも入れる介護施設は?

 

例えば、高齢者向けのマンションです。民間の経営する高齢者向けのマンションとは、介護施設とはちょっと意味合いが異なりますが、高齢者が快適に過ごすことができるよう設計・管理されているマンションです。高齢者向けのマンションに住むことのメリットはいくつかありますが、最も大きなメリットは資産価値があるため、マンションの所有権を第三者に譲渡することなども可能です。介護の必要が出てきたが、子供には迷惑をかけたくないと感じる50代の人が、資産運用も兼ねて高齢者向けのマンションに住むケースも見られるようです。

 

高齢者向けのマンションのデメリットは、実際に介護の必要が生じた時には別の介護サービスを依頼しなければならないという点です。高齢者向けのマンションは50代でも入れる施設ですが、介護施設とは違うということは忘れないようにしましょう。また、入所の条件はマンションによっても異なるので、50代でも入れるのかは事前に確認することも忘れないようにしましょう。

 

介護施設である有料老人ホームなどでも、条件次第では50代でも入れることがあります。多くの場合その条件とは、要介護の認定を受けていることです。

 

要介護認定とは介護の必要度をわかりやすく数値化したものです。運動機能や思考機能が低下しており、一人で生活上の基本的なことを行うのが難しい状態の人が認定されます。介護施設はそのような人をサポートするための施設なので、要介護認定がある人は50代でも入所することが認められる場合があります。しかし要介護の度合いが低い場合には、優先してもっと高齢の人が入所する場合が多く見られます。

 

介護施設に早く入所するメリット・デメリット

 

介護施設に早く入所するメリットは?

 

そもそも、介護施設に早めに入所することにはどんなメリットがあるのでしょうか。デメリットも併せて理解しておくことは大切です。

早めに介護施設に入所しておくことのメリットの一つは、住宅の改装などの費用や手間がなくなることです。介護が必要になった場合、自宅のバリアフリー化など大規模なリフォーム工事が必要になることがあります。そのようなリフォームをしないでいると、家事やトイレやお風呂といった日常の生活もできなくなってしまいます。しかし、リフォーム工事には多額の費用がかかります。さらに大きな出費を伴ってリフォーム工事をしたとしても、体調がさらに悪化した場合には介護施設への入所が余儀なくされることもあります。そのような場合にはさらに出費がかさむことになってしまいます。その点、50代から設備や環境が整っている介護施設に入所しておけば、自宅の改装費用などがかからずに済みます。

もう一つのメリットは家族に迷惑をかけないで済むという点です。介護施設には当然、介護をしてくれる人がいます。50代で介護が必要になった場合、自分の子どもがまだ子育て中であることも多いため、介護を頼むと大きな負担になってしまう可能性が高いです。家族に迷惑をかけたくないという気持から、早めに介護施設に入所する人も多いようです。

 

介護施設に早く入所するデメリット

 

では、50代で介護施設に入所するデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

 

まず問題となるのは入所できる施設が少ないということです。入所できる施設があったとしても介護度の高い人、そして高齢のお年寄りから優先して受け入れがなされていきます。そのため、順番を待っていてもなかなか入所することができないという問題が起り得ます。

 

入所できる施設あったとしても、もし施設が地方にある場合にはいろいろと不便なことが発生するでしょう。家族とも離れて暮らさなければならなくなるので、面会できる機会もかなり少なくなってしまい、孤独を感じることになってしまうかもしれません。

 

もう一つ大きなデメリットとなるのは、50代から入ることで入所期間がとても長くなることです。このことは経済的な負担になります。特に入所時にお金を払う施設の場合、入居金は施設で生活するための前払い金のような位置づけになります。そのため、入所が長くなることが予想される50代の場合、入居金が高額になることがあります。

 

介護施設は50代でも入れる所はあります。しかし、事前に入所条件やどんな施設なのかをよく確認しておくことは大切です。また、メリットデメリットも良く考え、家族でしっかりと話し合って決めるようにしましょう。

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