ぼっちで介護をしないといけない時には
ぼっちで介護をしないといけない理由は?
うるさい親戚と縁を切ったから
うるさい親戚っていますよね?そう言う人に限って何にもしてくれないことが多く、余計に腹が立つのではないでしょうか?
親の介護についても一貫性なく『あーしろこーしろ」言うのもうるさい親戚の特徴だと思います。よく言ええるよね〜ホントに!と思ったこと何度もあります。
親戚といえば親の兄弟なども入ってくるとは思いますが、親の素行が悪い場合、親と絶縁状態だったのにわざわざ悪口を言ってくる親戚もいます。人間性が出ますよね・・・。
でも、こう言っためんどくさい人とは縁切りでオッケー!あなたの親の介護なんてする気はさらさらないでしょう。
なぜ近づいてくるのかというと、『お金』を狙ってくる場合が多く、あなたも丸め込んで言うことを聞かせようとする人もいます。こんなことを書くと『そんなまさか』と思うかもしれませんが、認知症をいいことに本人から金を根こそぎ取り上げる人もいたりするので、注意はしても損はないと考えます。
家族が親の面倒を見ないから
家族の親に対する温度差ってありますね。
長女にばかり介護させる母親や長男とは絶縁だったり、離れて暮らすのをいいことに介護をしない家族は珍しくはありませんでした。
断ることもできず親の介護をすることになったとしたら、家族・きょうだいに対して怒りや憤りを感じるのは普通です。でも、ぼっちで介護をすると決めたらきっと楽だと思います。
近所の人とは疎遠だから
近所の人とコミュニケーションが日頃からあれば買い物やちょっとした見守り・話し相手などを頼むこともできたりするかもしれません。が、ご近所トラブルは少なくない時代。日頃から疎遠にしているため力を貸してもらえないこともあるかもしれません。
ご近所さんもいい人ばかりとは限らないですよね?日頃から偵察がルーチンワークで何か情報が入ると有る事無い事言われたりすることも少なくないため、関わらない方がいい場合もあります。
「親が亡くなったら家はどうするの?」
「どこの施設に通ってるの?」
「老人ホームに入れるなんて恩知らず!」
なんて、メチャクチャなことを言われることもあるかもしれません。でも、いつでもあなたはその時できる最善を尽くしていると思います。
なので、こんなご近所さんとは距離を遠〜くに置いてしまいましょう。
ひとりっ子だから
ひとりっ子だとぼっちで介護する割合は多いかもしれません。
ひとりっ子ならぬ、ぼっちで介護するメリットは結構あります。こちらの記事も参考にしてくださいね。
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ぼっち介護で注意したいこと
お金のこと
月20万では足りないのが介護のお金の現実ではないでしょうか?
在宅介護にかかる費用の全体の平均は5万円となっており介護度によって違いがあります。
要介護1〜36000円
要介護2〜48000円
要介護3〜60000円
要介護4〜58000円
要介護5〜79000円
となっています。
親の費用で賄うとは言っても、親の年金額は人それぞれ違います。
厚生労働省の厚生年金保険・国民年金爺業の概要によると厚生年金(国民年金を含む)の平均額は、男性が16万4660円、女性が10万3159円となっています。
夫婦でやっと20万円程度の年金で生活をやりくりするのはそう簡単ではありません。
高齢になれば、介護だけではなく親に持病がある場合も少なくないため、病院受診・入院・手術などでお金がかかることも多くあります。
20万円の中から2人分の介護費用を捻出するのは難しく、出せたとしても貯金を切り崩す生活になることは目に見えると思います。
介護の悩みが共有できない
お金・入退院・家のこと・介護の負担・介護する自分自身の身の振り方などぼっちで介護をする場合、共有してくれる相手がいないため相談しようと思ってもできないでしょう。
兄弟がいても疎遠だったり、介護に協力的ではないことはよくあります。親戚も口は出しても手は出さない人はよくいますし、そのような親戚ならそもそも居ない方がいいのではないでしょうか。
何についてもですが、困った時、どんな対応をするかでその人の『本性』みたいなものがわかりますよね?
やたらアドバイスする割に絶対手を出さない人、お金を取られないよう用心深い人、公的な人(市役所の人や医師など)には愛想よく家族に冷たい人とか、一見立派に見える家庭でも、その中身はごちゃごちゃで人間性に欠ける関係であることは珍しくありません。
ひとりで介護を抱え込むのはうつ、自殺、介護放棄などを生むやすいためおすすめはしませんが、関わり合う人が皆協力的ではない場合は別です。
悩みを共有したい時には、あなたの話を受け止めてくれる人を探すといいでしょう。
あなたの言うことへ
・的外れのアドバイスをする
・上から目線で決めつける
・無視する
・関わり合おうとしない
・世間体ばかり気にする
こう言った反応を返す人とは悩みを供するべきではないと言えます。
自分が倒れたら
ぼっちで介護をする場合、介護するあなたが倒れた場合のことを想定しながらしっかりと準備をしておきたいものです。
新しく介護サービスを利用する場合、ケアマネージャーと介護事業者とあなたはサービス担当者会議をする必要があります。
サービス担当者会議をせずにサービスの利用をすることはできません。なので、前もって相談、見学をしておくことと、利用する日が決まっていなくても担当者会議をしておく必要があります。
ショートステイなど宿泊できるサービスはあなたが万が一入院となった場合、一時的に入所することもできるので手続きしておくと安心です。
自分の将来のこと
介護で一杯一杯になっていると疎かになりがちなのが、介護をしているあなたの将来のことです。
50代あたりになってくると、介護するあなた自身の将来もそろそろ先が見えてくる時期ではないでしょうか?働ける時間も限られている中、介護をしながら仕事をすることも大変なのではないでしょうか。
親が亡くなった後のこと、例えば
・実家をどうするか?
・親の看取り
・親のお金
これらのことは親が元気なうちに話し合っておくのがベストです。
それ以外の自分自身のことは、介護が終わってから考えてもいいかもしれませんが、何かやりたいこと、しておきたいことがあったら早めに行動しておくと、あなた自身の将来についても安心できると思います。